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アドバイスのタイミング

2019年6月5日 水曜日

 受験の指導をしていると、アドバイスをするタイミングというのは大切だと思います。

何でもかんでも、気が付いた時に、すぐに口を出すようにしていると、生徒さんが自分で考える習慣がつかなくなってしまいます。いわゆる、指示待ち型の人間になってしまう可能性が高いのです。従って、効果的なタイミングでアドバイスをすることが大切だと思います。

 

 では、効果的タイミングとは、いつでしょうか?

 

 それは、間違えた問題を分析している時です。問題を間違えた時には、なぜ間違えたのか、という分析をしなければいけません。受験生の皆さんの間違い分析と、我々指導者の間違い分析が一致していない時がベストなタイミングだと思います。生徒さん自身の分析と違う切り口を提示してあげると、記憶に残りやすい『付随的な効果』が伴っているからです。

 

 物事の流れには、タイミングがあります。そのタイミングをしっかりつかむことが大切だと思います。

バランスが大切!

2019年5月31日 金曜日

昨日から、総文祭が始まり、今日からは、高校総体が始まりましたね。

 

今、思い返してみると、自分の高校3年間は、アッという間に過ぎていった気がします。

なので、高校生の皆さんには、『今』という瞬間を大切に過ごしてくれることを願っています。

そして、可能であれば、バランスを意識して過ごしてみるのは、いかがでしょうか?

 

物(事)は、常にバランスというか、均衡が保たれている状態が安定していると言われています。

『表と裏』や『陰と陽』などもそうですし、ご飯の時に“栄養のバランス良く食べましょう”とか言われたことありますよね?

 

何かに偏り過ぎるのは、バランスが良くありません。

予備校をやっていながら言うのもおかしいですが、勉強ばっかりというのもバランスが良くないと思っています。

もちろん、受験に向けて勉強はやらないといけませんが、1日10分間でも良いので、勉強のことを忘れて、受験が終わったらやりたいことや、大学生になってやってみたいことを考えてみるだけでも、メンタルの状態は、だいぶ違うと思います。

 

CSL予備校では、メンタル・ケアにも力を入れています。

 

お勉強のことだけでなく、受験に向けてモチベーションが上がらないような時にも、お気軽にお問合せ下さい!

 

中学校の勉強と高校の勉強

2019年5月25日 土曜日

 高校に入学した後、初めての定期テストを迎えた時に、テストに向けてやらなければいけない勉強量の違いに驚く生徒さんが多いと思います。この違いを感じた時に、それまでの勉強に対する発想を変えることができるかどうかで、その後の大学受験に向けての準備が変わってくると思います。

 

 まず、高校生になっても、中学校の時の定期テストの感覚で、テスト前に一夜漬けの勉強を続けるとします。そうすると、高校3年生になった時に、自分が思っていたよりも、使えるツールが少ないことに気付きます。

 例えば、記憶ということで言えば、それぞれの定期テスト前に、短期記憶の繰り返ししかやっていないために、長期記憶として使えるものが、自分の予想よりも残っていないということがあるのです。長期記憶として残っていないものは、また改めて記憶し直さないといけません。その時間と手間が大変です。

 こういった状況にならないようにするためには、記憶がなくなる前に、正確に言うと、記憶がなくなるギリギリのところで復習を続けていくことだと思います。

 

 次に、中学校の時の勉強は、10の知識を入れて[インプット]、10の知識を出す[アウトプット]イメージです。

ところが、高校生の勉強は、範囲が広いため、5~6のインプットをした後に、問題練習をして、残りの4~5の部分を間違えながら肉付けしていくイメージだと思います。

 間違えるということにネガティブなイメージがあると、なかなか問題練習やりづらいですよね?

間違えることをポジティブに考えることをオススメします。どんどん間違えていきましょう!間違えたところに、成長につながるヒントがあるはずです。

 

今、自分はもっとできるのに…と思っている高校生の生徒さん!参考にしてみてください!

勉強ができる?できない?

2019年5月20日 月曜日

言葉というのは、様々な場面で、使い方が難しいと感じることがあります。

私には、周りに受験生がいらっしゃる方に、“そっか!そっか!”と気付いて、意識して使い分けていただくと嬉しく感じる言葉があります。

 

それは、『勉強ができる/できない』という言葉です。

勉強を教える側からすると、『勉強ができる/できない』ではなく、

勉強をやってる/やってない』と考えています。

 

例えば、ある模試で、良い点が取れたり、取れなかったりした場合、

『(模試に向けて必要な)勉強をやってる/やってない』だと思います。

しかし、実際には『勉強をやってる/やってない』という状態なのに、

いつの間にか『勉強ができる/できない』という表現にすり替わっているのです。

 

では、『勉強ができる/できない』という言葉と、

『勉強をやってる/やってない』という言葉の響き具合は、どう感じられるでしょうか?

私には、『勉強ができる/できない』という言葉の方に、ネガティブなイメージが強く感じられます。

 

ほんのわずかな違いかもしれませんが、これが積み重ねっていくことで、大きな差になっていきます。

『自分はやればできる』と思っている人と『自分はどうせできない』と思っている人が、同じ課題を与えられた場合に、

ある困難に直面した時に、それぞれ、立ち向かうのか、それとも、逃げ出すのか?

 

私は、CSL予備校の生徒さん達には、受験に向けて、立ち向かう強い気持ちを持てるような指導をやっていきたいと思っています。

 

CSL予備校、開校への思い

2019年5月15日 水曜日

 

私が、CSL予備校を開校したのは、受験生の皆さんの選択肢の幅を広げたいという思いからでした。

受験生の皆さんにとって、一番大切なのは、志望大学への合格です。しかし、どういう手段、つまり、どういう勉強のやり方で合格へつなげるか…の選択も大切だと思います。

 

 現代の情報化社会において、情報を手に入れることは難しくありません。しかし、その情報をどう使うかというのは、情報を手に入れることとは、別だと思います。

 

例えば、自転車の乗り方をネット上で写真などを見ながら『こうやれば乗れるんだ』とわかったつもりでも、実際にやってみると、思っているほど簡単ではありません。

 

大学受験も似ていると思います。志望大学の情報、各科目の勉強のやり方の情報はあるけど、使い方がわからない。理解したことと、それを実際にやってみることは、別の作業です。

 

情報の使い方がわからない時に、誰かに教えてもらう必要があります。誰かに教えてもらう場合、人の顔が一人一人違って個性が様々なように、理解の早さ、理解の仕方も様々です。

ということは、勉強を教える側[予備校/講師]にも多様性があった方が、受験生の皆さんにとって役に立つと思ったのが開校の目的です。

 

一人でも多くの熊本の受験生の皆さんが、自分の持っている素晴らしい能力を開花させて欲しい。そして、そのお手伝いをする1つの選択肢でありたい。それが、CSL予備校の目指す場所[Locus]です。

 

ご来校、心よりお待ちしております。

 

 

                                      CSL予備校 代表 山田恭裕

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